会社案内

代表挨拶

株式会社はこらぼ は、釘箱(キカイ箱)製造・販売業として昭和7年(1932年)に創業いたしました。その後、お得意先様のアドバイスやご要望により、段ボール・貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱など様々な種類のパッケージを製造。お蔭様で今では中箱から外箱まで一貫して製造する会社になりました。
「つつんで、ひらく、しあわせ。」これは株式会社はこらぼとしてのあり方を凝縮した理念です。弊社の商品にかかわる全ての方々を「しあわせ」にし、その「よろこび」を共有したいという想いで作成いたしました。
ひたむきにお客様のご要望に応え、常に必要とされる会社であり続けられるよう、日々精進してまいります。

株式会社はこらぼ
代表取締役 中山凱尋

企業理念・スローガン

「つつんで、ひらく、しあわせ。」

私たち株式会社はこらぼ はどうなりたい会社なのか、存在意義は何なのか、ということを深く考えた際に辿り着いた答えが「つつんで、ひらく、しあわせ。」という企業理念でした。これは、パッケージをつつむ人(箱を購入した人)も、それをひらく人(箱を贈られた人)も「しあわせ」にすることが、弊社の使命であり存在意義であるということです。
お客様に必要とされる、感謝されるパッケージを提供していくことを続けること。それを実現することでその先の物心ともにスタッフがしあわせになるものと信じております。
高品質で安定したパッケージを提供できるよう日々精進してまいります。

会社概要

会社名 株式会社はこらぼ(旧社名 ナカヤマ紙工株式会社)
本社・工場 〒959-1261 
新潟県燕市秋葉町1-10-6
TEL:0256-62-2560 
FAX:0256-63-9085
木箱工場 〒959-1261 
新潟県燕市秋葉町1-8-2
代表者 代表取締役
 中山 凱尋
(なかやま やすひろ)
創業 1932年(昭和7年)6月1日
設立 1967年(昭和42年)6月30日
事業内容 紙器加工・段ボール製造
・桐箱製造・木箱製造
主な生産品目 貼箱・桐箱
・高級化粧箱・段ボール
・キカイ箱(釘箱)
・印刷など
パッケージ全般・各種カバーの製造・企画・販売
資本金 1,000万円
従業員数 15名

株式会社はこらぼ の歴史

株式会社はこらぼ は、昭和7年(1932年)6月に「中山製函所」を初代中山新司が紙器加工業として創業いたしました。

創業当時は、金属洋食器やヤスリなどを入れるキカイ箱(四角を針金止めしてある簡易箱)の製造から始まりました。戦中は中山新司が徴兵され、社長不在で事業継続できない状態になりましたが、同業者と協力合併し、何とか事業継続することができました。中山新司が戦争より帰還後、再び「中山製函所」として独立し、お客様に求められるパッケージを追及し続けました。

昭和35年(1960年)に二代目中山雅之が入社し、事業を拡大。高度成長期により輸出が盛んになってきたこともあり、段ボールケース製造設備、貼箱・高級化粧箱製造設備を整えていきました。
昭和48年のオイルショック時の段ボール不足やバブル崩壊など景気低迷の危機をお得意様や協力会社のお蔭で何とか乗り越えてまいりました。

平成15年(2003年)に三代目中山凱尋が入社。厨房卸商社で修業させていただいた経験や知見をパッケージに反映していき、CAD・カッティングプロッター(サンプルカッター)も導入し商品開発に努めます。また、今まで外注に頼っていた桐箱・木箱の製造を平成28年(2016年)より製造設備を整え内製化し量産を開始しました。桐箱・木箱の製造設備を積極的に投資し、今では月産能力は新潟県内トップを誇っています。

株式会社はこらぼは、化粧箱(簡易箱・貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱)から段ボールBOXまで一貫して社内製造できる新潟県内唯一の「ワンストップ高級パッケージ一貫生産メーカー」です。

地域への貢献

弊社のある新潟県燕三条地域は、金属加工の産地です。この燕三条地域では様々な洋食器・鍋・庖丁などの金属ハウスウェアが国内外に出荷されております。パッケージのセンスやインパクトによって売れ行きが全く違ってくるのが事実です。
昨今のユーザー様は、「買うなら価値の高いものに」という高級志向の流れになってきていることもあり、製造・販売会社様も付加価値の高いパッケージを求めていらっしゃいます。

しかし、近年では手間のかかる貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱などを製造する「ハコヤ」とよばれるメーカーが高齢化や跡継ぎ不足で減少しております。その受け皿として「ハコヤ」を継続し、お客様へ高品質で安定したパッケージを提供すること、それがこの地域への貢献になると確信しております。

今後とも、地域やお客様のニーズを敏感に感じ、常に変化できる会社になるよう努めてまいります。

アクセスマップ

沿革

昭和7年 (1932年) 初代中山新司が旧燕町上土堤町(現秋葉町1丁目)に「中山製函所」を創業。キカイ箱の製造を始める。
当時の燕市(燕町)は自宅を改修して製造業を営むことが主流であり「中山製函所」では「釘箱(簡易箱・機械箱)」を製造していた。
昭和16年 (1941年) 大東亜戦争(第二次世界大戦)により中山新司は徴兵された。
戦争により男手のない「中山製函所」は箱製造を営んでいるライバルの個人事業主と合併し、かろうじて事業を継続する事が出来た。当時はライバルであっても、「お互い様だから」と助け合う時代であった。
昭和22年 (1947年) 中山新司が戦争より無事帰還し、再び「中山製函所」として独立した。
昭和35年 (1960年) 二代目となる中山雅之(ナカヤママサユキ)が入社。それを機に「中山製函所」から「中山紙器工業所」と会社名変更。段ボール箱製造設備一式・打抜加工機を導入し「段ボール箱」の製造開始。
昭和42年 (1967年) 法人改組し、「中山紙工株式会社」を設立。
昭和59年 (1984年) 初代中山新司死去の為、中山雅之が第二代代表取締役社長に就任。
昭和60年 (1985年) ギフト用に使用される貼箱・化粧箱などを製造できる貼箱製造設備一式を導入。付加価値の高いギフト箱の製造開始。
平成15年 (2003年) 三代目となる中山凱尋(ナカヤマヤスヒロ)が入社。
「ナカヤマ紙工株式会社」と会社名変更。
平成18年 (2006年) ArtiosCAD・サンプルカッティングマシンKongsberg導入。短納期でのサンプル提出が可能になる。
平成22年 (2010年) 中山凱尋が第三代代表取締役社長に就任。
平成28年 (2016年) 木箱製造設備一式を設備投資し桐箱・木箱の製造加工を内製化。
それにより「段ボール」「化粧箱・貼箱」「桐箱・木箱」と三本柱で歩むこととなった。
平成29年 (2017年) 木工機械「高周波木箱接着機」の導入により、木箱の組立て作業の能率が格段にあがる。
令和元年 (2019年) Artios CAD・サンプルカッティングマシンKongsbergを最新式に更新。
木工機械「新型スウィングサンダー」の導入により、木箱の仕上げ作業の能率が格段にあがる。
令和2年 (2020年) 木工機械「自動ランニングソー」導入。木材の自動切断が可能になる。
安全性・高精度・速度のすべてにおいて格段に向上。
令和3年 (2021年) 貼箱設備「半自動表紙貼機」導入。今まで全て手作業だった表紙貼り作業を半自動化。
格段に仕上りがキレイになり、高級感のあるBOOK式貼箱が生産できるようになる。
令和4年 (2022年) 創業90年を記念し、社名を「株式会社はこらぼ」に改称。
アマックアップダウン式箔押機10tを導入。現状の5tに比べ箔押可能面積が増し、安定した。
半自動Vカットマシン導入。iPhoneのパッケージ等に使用されているVカットの貼箱が生産可能になった。