新型スウィングサンダー(桐箱・木箱設備)

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先日UPした「高周波木箱接着機」で木枠が量産できるようになった後、

ボトルネック(作業滞留問題)になってしまったのが「サンダー掛け」という作業でした。

 

「サンダー掛け」とは、木箱の表面を削って平らにする作業です。

桐箱・木箱はフタ面と底面が木枠よりも大きいサイズでカットしたものを

木枠に貼り付ける為、木枠よりもちょっとハミ出ます。

そのハミ出た部分と木枠の部分を平らにするのですが、それが簡単なようで難しい。

↑これは「横型サンダー」です。一面ずつ回転ベルト紙ヤスリに押し当てて平らにしていきます。

これは熟練工が1ヶ1ヶやっていて、当初は1ヶにつき2分くらいかかっていました。

ということは、一時間で30ヶということで、ここがボトルネックになりました。

 

それを解決したのが「新型スウィングサンダー」です。↓けっこう粉だらけですが。

これは回転ベルト紙ヤスリが縦に2列ついていて、桐箱・木箱をベルトで挟んで削るというもの。

しかも、コンピューター付なので、仕上りサイズをコンマ何ミリまで指定できます。

サーボモーターも付いていて精度も抜群です。

一番のメリットは、複数個重ねてサンダー掛けが可能というところ。

生産性が何倍にもなりました。

動画は短辺方向だけ削っていますが、通常は長辺と短辺を順番に自動で削ってくれます。

2019年春に導入しましたが、これもオペレーターは誰でも出来ますので、かなり活躍してくれています。

 

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