ブログはじめました。

本日よりブログをはじめました。

ホームページでは伝わり切れない弊社のことをUPしていこうと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。

弊社は昭和7年(1932年)6月1日創業。
お陰様で令和2年(2020年)6月1日に創業88周年を迎えることができました。

ありがとうございます。
初代中山新司が「中山製函所」を創業して以来様々なパッケージを手掛けて参りましたが、

そのいくつかを紹介していきたいと思います。


まず、創業当初より製造している釘箱(キカイ函)、通称「ガッチャン函」を紹介いたします。
釘箱とは、箱の四隅を大きなホチキスみたいなステッチャーとよばれる機械で止めたカブセ式

の箱のことです。
釘箱は、煙管(キセル)やヤスリからはじまり、金属洋食器のスプーン・フォーク・ナイフの

ダース入箱に使用されてきました。今も変わらず使用されています。

ということは弊社も88年間つくり続けてきたということですね。


この釘箱は、抜型を必要とせずサイズや数量の融通がきくのが特徴ですが、

手作業というのがネックで熟練工じゃないと大量生産ができないものでした。

驚くことに高度成長期には一日に1万5千個以上出荷していたそうです。

今では考えられない数ですね。

弊社は、10年前に今後の熟練工の高齢化や分別リサイクルの流れを鑑み、燕三条地域で

いち早くホットメルト止(のり止)の設備を特注し導入しています。

(これは木型が必要になります。)

時代に合わせて変化していかないといけませんが、ステッチャーを使った釘箱は小回りが

利くので未だにニーズがあります。

 

今後もいろいろな情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱のご用命、お問合せはナカヤマ紙工までよろしくお願いいたします。